手がかかる子
チュー太は、うまく友だちと付き合えるスキル、イライラした時にそれをうまく逃すスキルなどを身につけるために、通級学級に通っています。
チュー太の通う小学校には、その通級学級がない為、違う小学校に通わなくてはなりません。
週に1日、クラスの子は6時間目があるのですが、チュー太は5時間目が終わったところで早退するので、それに合わせて学校へ迎えに行き通級学級のある小学校へと向かいます。
先日、来年度の通級学級申請書が届きました。
今年1年通級に通い、去年に比べ落ち着いてきたように思います。
ただ、まだまだトラブルもある為、来年度も通った方がいいのか…悩みました。
悩んだ原因の一つが、まず、チュー太がたまに嫌がること。
6時間目が学活などならいいのですが、5、6時間目と続く図工などは、先に切り上げなければならないのが嫌なのだそうです。
2つ目は送迎の問題。
来年度の途中からですが、外での仕事をしようかと考えています。通級の送迎の為には15時には学校にいなければなりません。なので、週に一度私も早退しなければならなくなります。
通級の先生に相談すると
「通級に来て褒めてもらうことは大切な経験ですよ。保護者の方が通級を通して学校や担任とつながることも大切だと思います。」
と言われ、それは確かにそうだとも思いました
。
そんな中、サル太が寝ている間に撮り溜めていた、朝ドラの再放送を見ながら仕事をしていました。
その中で、こんな台詞がありました。(忠実ではありません)
「良くも悪くも、手のかかる子というのはいるのです。」
「そういう子はどうやって育てれば…?」
「手をかけるんです。みんなで人一倍手をかけるんです。そうすることで、その子は人一倍幸せになるんです。」
なんだか涙が出そうになりました。
チュー太は、手がかかります。
だから、手をかけるしかないんだと思いました。
通級も、その1つの手だと思います。
だから、来年度も通うことにしました。
かけれる手はかけなければ…
と、ドラマに救われたような気持ちになっていた数時間後…
ずぶ濡れのチュー太帰宅…
雨予報の日は傘を持って行くように言うのに…
朝降っていないと持って行くのをめんどくさがるのです。
帽子から靴までずぶ濡れ…
まだまだ手はかかるようです。