潜伏保育士の保育日誌

子育てって大変!でも、子どもっておもしろい!

家族で過ごすひと時

珍しく夫が2~3週間ほど滞在していました。

そして先週、珍しく土日休みがとれたので、久々の家族旅行に行ってきました。

急遽だったので、宿をとったのも前日の夜…

バタバタと荷造りしたり、洗濯などの家事を済ませたり…

せっかくなら目いっぱい満喫したい!と早朝に出発しました。

 

目的地は大きな動物園。

ド田舎に住んでいる為、近くに大きな動物園はありません。

一番近い動物園には、ライオンやゾウなどがいないので、子どもたちも少し残念な様子。

大きな動物園は、チュー太が3歳の時に行ったきりでした。

オープンと同時に入園し、テンション上がりっぱなしの子どもたち。

動物が大好きで、図鑑などを読み漁っているチュー太は、動物豆知識をしゃべるしゃべる。

スネ美も、サル太も目をキラキラさせて動物たちを見ており、連れて来れてよかったーと感じました。

サルやゴリラのゾーンでは、

「ウッキッキー」

「ウッホウッホ」

とサル太に真似をして見せるチュー太。

喜んで一緒にするサル太。

そんな兄弟をクールに見つめるスネ美…

「スネ美も真似してみたら?」

と言うと、

「ううん、スネ美はウサギだから!サルにはならないの!」

だそうです。

1日、動物園とそれに併設されている遊園地で遊び、宿へ…

 

少し古めの民宿でしたが、海の幸がいっぱいの料理はおいしく、スタッフの方もみんな親切でゆったり過ごすことができました。

 

翌日は、空港へ行って飛行機を見ました。

住んでいるところでは、たまに米粒のような飛行機が空高くを通って行く程度なので、近くで飛び立つ飛行機を見て、子どもたちはまた大喜び。

「いつか、飛行機に乗りたいねー!」

と話していました。

今のサル太と飛行機に乗る自信がない私…

サル太がもう少し聞き分けできるようになったら乗りたいと思います。

 

それから、これも田舎にはない大きなショッピングモールへ。

ちょうどクリスマスのイベントで、キャンドル作りをしており、スネ美が飛びつきました。

ゼリー状のカラフルなロウをカップに詰めるだけなのですが、最後熱い透明のロウを流し込むと、カラフルなロウが溶け、乾かすとキラキラした綺麗なキャンドルができました。

大人が色合いを考えて作るのも綺麗ですが、私は子どもがランダムに色を詰めたものがなんだか好きです。

チュー太は夫とスポーツ用品店で、サッカー用品を見たりして過ごしていました。

買い物をし、隣接されている日帰り温泉に入って帰路へ…

 

1泊2日の詰め込み旅行でしたが、子どもたちはとても楽しかったようで、翌日からもずっと旅行の話をしていました。

 

 

そして、今日また夫は遠方の仕事へ…

次に会うのは年が明けて1~2週間ほどしてから。

パパっ子の子どもたちは、淋しがっていますが、離れる前に家族で過ごせてよかったと思います。

 

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手がかかる子

チュー太は、うまく友だちと付き合えるスキル、イライラした時にそれをうまく逃すスキルなどを身につけるために、通級学級に通っています。

チュー太の通う小学校には、その通級学級がない為、違う小学校に通わなくてはなりません。

週に1日、クラスの子は6時間目があるのですが、チュー太は5時間目が終わったところで早退するので、それに合わせて学校へ迎えに行き通級学級のある小学校へと向かいます。

先日、来年度の通級学級申請書が届きました。

今年1年通級に通い、去年に比べ落ち着いてきたように思います。

ただ、まだまだトラブルもある為、来年度も通った方がいいのか…悩みました。

悩んだ原因の一つが、まず、チュー太がたまに嫌がること。

6時間目が学活などならいいのですが、5、6時間目と続く図工などは、先に切り上げなければならないのが嫌なのだそうです。

2つ目は送迎の問題。

来年度の途中からですが、外での仕事をしようかと考えています。通級の送迎の為には15時には学校にいなければなりません。なので、週に一度私も早退しなければならなくなります。

通級の先生に相談すると

「通級に来て褒めてもらうことは大切な経験ですよ。保護者の方が通級を通して学校や担任とつながることも大切だと思います。」

と言われ、それは確かにそうだとも思いました

そんな中、サル太が寝ている間に撮り溜めていた、朝ドラの再放送を見ながら仕事をしていました。

その中で、こんな台詞がありました。(忠実ではありません)

「良くも悪くも、手のかかる子というのはいるのです。」

「そういう子はどうやって育てれば…?」

「手をかけるんです。みんなで人一倍手をかけるんです。そうすることで、その子は人一倍幸せになるんです。」

なんだか涙が出そうになりました。

チュー太は、手がかかります。

だから、手をかけるしかないんだと思いました。

通級も、その1つの手だと思います。

だから、来年度も通うことにしました。

かけれる手はかけなければ…

と、ドラマに救われたような気持ちになっていた数時間後…

ずぶ濡れのチュー太帰宅…

雨予報の日は傘を持って行くように言うのに…

朝降っていないと持って行くのをめんどくさがるのです。

帽子から靴までずぶ濡れ…

まだまだ手はかかるようです。

 

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元気100倍

最近のサル太…

多くの子どもが通るであろう道…

王道の甘くて丸い顔のあのヒーローにはまっております。

アンパンマン!新しい顔よ!それー!」

と投げる真似をすると、

「げちひゃっぱい!(元気100倍)アンパンマン!!」

とドヤ顔でなりきっています。

ただ、やっぱり

「あーんぱーんちゅ(アーンパーンチ)」

は痛いので、どうにかしなくては…

 

そういえば、スネ美はあまりはまらなかったのですが、チュー太は同じ事をしていました。

当時のチュー太と顔もソックリなサル太。なんだかすごく懐かしい感じがします。

 

アンパンマンについて…

昔は、別に好きでも嫌いでもなく、

「あー、低年齢の子が好きなキャラクターだなー」

って程度でした。

ところが、作者のやなせたかし先生の話を聞いて好きになりました。

「本当の正義とは、目の前に飢えている人がいたら一片のパンを与えること」

武器を持って悪と戦うヒーローではなく、与えれば自分が弱くなるのに、お腹の空いた人にパンを与えるヒーロー

あー、確かにそれが一番のヒーローだ

とストンと心に入って来たのを覚えています。

 

子どもたちは、そんな理由なんて知りません。

あの丸でできた顔と赤い色が赤ちゃんの目をひくということもあるようですが…

やっぱり多くの子どもたちを虜にする魅力が、あのヒーローにはあるのだと思います。

 

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チュー太は問題児!?②

チュー太が小学生になった頃の話です。

授業中に座っていられない、授業について行けない…などということはありませんでした。

ただ、友だちとのトラブルが多い…

チュー太は、ルールを守れないことが嫌いです。

ドッヂボールなどのスポーツでも、ちょっとしたルール違反が許せません。

そして、たまにそれが自分ルールのこともあり、友だちとケンカになってしまうのです。

1学期の終わり頃、友だちと取っ組み合いのケンカになり、その友だちにケガをさせてしまいました。

学校から電話を受けた時はとても驚きました。

とにかく夫に連絡し、学校に向かいました。

夫もなんとか駆けつけ、相手の親御さんに謝罪をすることができました。

チュー太も、大変なことをしてしまったと感じたようで、家族で話し合い、「友だちにケガをさせることは絶対にいけない」とチュー太と約束しました。

 

その時から、先生と私の交換日記のような連絡帳が始まりました。

「またこのようなことがないように、チュー太くんの事は、細かくお伝えしていきます。」

と言われ、私たち夫婦もお願いしますと頼みました。

友だちとあった軽いトラブルは連絡帳、少し大きなケンカは電話という風にほぼ毎日のように連絡がきました。

担任の先生も、忙しい業務の中で本当に一生懸命向き合ってくださったと思います。

中には

「今日チュー太くんが廊下を走っており、危うく友だちとぶつかりそうになりました。

ぶつかっていたらケガをさせてしまっていたかもしれないので報告させていただきます。」

という、今思うと「必要だったのかな?」と思うこともありましたが、当時の私は、学校や先生への申し訳なさと、友だちやその親御さんへの申し訳なさでいっぱいでした。

 

どうしたら、チュー太が友だちと仲良くできるのか、私の関わり方を変えたらいいのか、悩んだり、調べたり…

チュー太に怒らず接してみたり、罰を与えてみたり、抱きしめて「友だちを叩きません、蹴りません」と一緒に唱えてみたり…

色々してみましたが、効果があったのかは今でもわかりません。

 

先生が一生懸命向き合ってくださっているのはわかっているのですが、また私の弱さが出てしまい、

「今日は電話がきませんように」

と祈る毎日…

チュー太が目の届くところにいる休日は、ほっとするくらいでした。

 

1年生の終わり頃、お腹にサル太を授かったのですが、

迷惑をかけてばかりで申し訳ないと毎日思っていた私は、

 

「チュー太くんをまともに育てられてないのに、あのお母さん、また妊娠するなんて何考えてるの?」

って先生から思われてしまう。同級生のお母さんから思われてしまう。

と、妊娠したことを言えませんでした。

 

「母は強し」

と言うけれど、

「転校すれば楽になるのだろうか」

なんて逃げることを考えていた私は、弱い母親です。

先生からの連絡も、私自身がつらいから嫌だったのです。

チュー太の同級生を見て

「どうしたら、あの子みたいになるんだろう。あの子のお母さんは、こんな風に悩んだりしないんだろうな…」

なんて人を羨んだり…

チュー太は、かけがえのない我が子なのに…

チュー太を育てたのは私なのに…

 

今では学校から電話がくることはほぼないのですが、よく学校から電話がきた午後6時頃に電話がなると、いまだにビクっとして心臓がバクバクいう私です。

 

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水イボ…結局どうすればいいの?

チュー太の時も悩んだ水イボ…

サル太にもできました。

チュー太の時、かかりつけの小児科で

「無理してとらなくていいよ」

と言われました。

でも、保育園では

「水イボがあるとプールには入れません」

と言われ…

皮膚科に行くと

「自然治癒することもあるけど、時間かかるし、その間に増えるし、家族にもうつるよ」

と言われました。

結局どうすればいいの?

ネットで調べるもお医者さんによって色々な考え方があるらしく…

結局どうすればいいの?

悩んだ結果、活発なチュー太がプールに入れないのはかわいそう…

と言うことで取りました。

どうしてこんなに悩むのかと言うと…

水イボを取るのは痛くて暴れるからです。

 

スネ美は水イボができなかったのですが、サル太にはでき、再び悩みが…

皮膚科へ行くと、チュー太の時はなかった麻酔のテープがあるそうで…

水イボにテープを貼って1時間たつと麻酔が効いて痛くないらしいのです。

痛くないのなら…と取ることにしました。

 

テープを貼ると…貼られたことが嫌で暴れるサル太。

テープを取ろうとするので、なんとかテープから気をそらせつつ、1時間がたつ少し前に皮膚科へ。

1度診察を受けているので、とる時はすぐ処置室に呼ばれます。

テープをとると、はがすのが痛かったようで暴れるサル太。

動かないように押さえられるのが嫌で暴れるサル太。

自分のもっている言葉を駆使して、なんとか逃れようとしていました。

痛くないのかもしれないけど、結局暴れる子ども…

水イボはどうするのが正解なのでしょう…

1度で取り切れなかったので、しばらく皮膚科通いが続きそうです。

 

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髪を切ると…

チュー太のことは、書いているとちょっとツラいこともあるので、休み休み書きます。

 

普段私は家で仕事をしながら(サル太が寝ている時に)サル太をみているのですが、上の子たちの行事(参観日など)の時は、サル太を一時保育に預けます。

そして、ここぞとばかりに行事終了後などに美容院へ行きます。

田舎なので託児つきの美容院などなく、核家族だとこうでもしないと美容院に行けません。

今日も、サル太を一時保育に預け、行事を終えた後美容院へ走りました。

 

さて、髪を切ると…

あるあるなのですが、MEN'Sたちは気づきません。

サル太はともかく、チュー太も夫も気づきません。

スネ美は、女子だからでしょうか…

保育園バスから降りて顔を見るなり

「髪切った?」

「いつ切ったの?」

「どうして切ったの?」

とうるさいくらいです。

 

MEN'Sたちの無関心さはいつもの事なので気にしないことにして…

 

「どうなさいますか?」

との質問に

「普段手をかけなくてもいい髪型で!」

とざっくりした注文しかできなかったのですが、優しい美容師さんは

「お子さん小さいと大変ですもんね!」

と色々提案してくださり、簡単なスタイリング方法なども教えてくださりました。

めったにない自分だけの時間…

リフレッシュできました。

久しぶりに髪を切り、ウキウキだったのですが…

夜、スッピンでコンタクトを外してメガネをかけて鏡を見ると…

なんだか阿佐ヶ谷姉妹のようでした…

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チュー太は問題児!?①

チュー太は…

枝が落ちていたら…拾う→振り回す

石が落ちていたら…拾う→投げる

                                拾う→コレクションにする

                                蹴る

穴があったら…指を入れてみる

                         足をつっこんでみる

                         石や枝を入れてみる

そんな子です。

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小さい頃は、ちょっとやんちゃだけど、昔ながらの子どもらしい子じゃないのか?

そう思っていました。

 

年中の時、毎日迎えに行く度

「今日チュー太くんはこんな事をしました」

と担任の先生から悪いところを聞かされました…

誰とケンカしたとか、リレーで負けてスネたとか、私からすると小さなことも多かったのですが、これだけ言われるということは、保育園で迷惑をかけているんだろうなぁーと思いました。

その担任の先生からは、チュー太のいいところを聞くことはほとんどなかったと思います。

チュー太が悪い…

それは、わかっています。

でも、毎日我が子の悪いところを聞かされるのはさすがにつらかったです…

迎えに行く時に、担任の先生と会わなければいいなぁー

なんて思っていました。

親なので、子どもの問題、悪い所もちゃんと受け止めなければいけないんですが…

やっぱり子どもが褒められると嬉しい、悪いところを言われると悲しいものですね。

 

当時を色々思い出しながら書いていたら、日をまたいでしまいました。