スーパーは危険がいっぱい
小さい頃のチュー太がししゃもを抱えて来た話を書いていて、色々思い出しました。
小さい子どもを連れての買い物は大変です。
スーパーで色々やらかしてくれたのは、チュー太でした。
2~3歳頃の話…
車型のカートに乗っていたチュー太。
大好きなミニトマトのパックを自分で持つといったので、持たせていました。
ふと見ると…
ラップを指で破って、ミニトマトを食べていました…。
もちろん謝って、ちゃんと購入しました。
別の日。
試食が好きなチュー太。
少し目を離した隙に、試食用の箸で直接食べていたのでした。
もちろんすぐ店員さんに謝ると
「大丈夫ですよー!子どもって食べたくなっちゃいますよね!こないだも、売り物のスルメをまるかじりしたお子さんもいらっしゃいましたよー」
と…
スルメまるかじり…上には上がいるものです。
また別の日。
会計した後、なぜかマヨネーズを自分で持つときかなかったので持たせていたのですが、帰宅後、マヨネーズはなく…
慌てて取りに戻ると、スーパーの入口の傘立てに挿してありました。
一体いつの間に挿したのか…
なぜ挿したのか…
チュー太に比べるとスネ美は、好きなハムとお菓子さえ手に持っていれば満足して大人しくしている子でした。
サル太は…まだ未知です。
頭の中を見てみたい
チュー太は、小さい頃から空想と現実の境界線があいまいな子でした。
アニメなどにもどっぷりハマります。
話し始めると止まりません。
空想や、アニメ、マンガの世界の話…
まるで自分がその世界で生きているのではないかと言うくらいの話し方です。
同級生の男の子のお母さんが、
「ウチもひたすら妖怪の話だよ」
と言っていたので、男の子あるあるなのかもしれません。
チュー太の頭の中は、きっと空想の世界が広がっていて、楽しいだろうなーと思います。
ただちょっと困るのが、そんな空想の世界からのクイズや質問…
「ねぇ、もしあの電柱の後ろから〇〇(←妖怪の名前)が出てきたらどうする?」
「もし、あの山の鉄塔が、スカイツリーになったら?」
など、どう答えるか悩むのです。
今日チュー太から出されたクイズ…
「孫悟空は、どうして今でも生きてるか知ってる?」
孫悟空とも同じ世界で生きているようです。
朝ごはん
スネ美の保育参観&懇談会に行って来ました。
スネ美は保育園モードのスイッチが入っているので、保育参観も安心して見ていられます。
懇談会では、就学に向けての話などがありました。
その中で、園長先生が朝食の大切さについて話されたのですが、
「朝食を食べないお子さんに『キレる』『暴力的になる』などの問題行動が多く見られるようです。」
と仰られたのが少し引っかかってしまいました。
おそらく統計か何かを参考に話されたのだとは思いますが、なんだか「問題のある子どもは、母親がちゃんとごはんを食べさせていないから」と言われているように感じました。
きっと私の被害妄想、考えすぎなだけだと思いますが…
私も、朝食は大切だと思います。
我が家の問題行動のある子、チュー太も毎朝しっかりと食べてから登校します。
たいしたものは作れませんが、1時間目から頭が動く程度は食べていると思います。
定番の朝食は焼魚。
「朝から魚!?大変じゃない?」
とよく言われますが、コンロで味噌汁だの弁当のおかずだのを作らなければならないので、勝手にグリルで焼けてくれる魚は大助かりなのです。
問答無用で、毎朝魚です。
肉食の夫は肉を食べたがるので、たまにウインナーやハムを添えると喜びます。
小さい頃から毎日食べているからか、子どもたちはみんな魚が好きです。
チュー太は、今では鮭や鯖を好みますが、小さい頃はししゃも命。
スーパーで1パック98円のししゃもを抱えて「買って!」とおねだりされた時は、さすがに断れませんでした。
別の日ですが、うなぎのパックを抱えて「買って」とねだる子に「絶対ダメ!」と全力で断るお母さんを見かけた時は、ししゃもでよかったと思ってしまいました。
*ししゃもを口に入れた状態でクシャミをされると悲惨なことになります。
初恋
まだまだ幼いチュー太ですが、いっちょ前に好きな女の子がいます。
まぁ、好きな女の子の事を親に話すあたりがまだ幼いのですが…
チュー太が好きな女の子は、隣のクラスのまなちゃん(仮名)
目がクリっとしたかわいい女の子で、チュー太は面食いなのかーと思います。
なかなかモテる子らしく、ライバルがいっぱいのようです。
このまなちゃん。
私は、どこかで見たような…誰かに似ているような…とずっと思っていました。
私には、年に数回集まる地元の友だちグループがあるのですが、毎年恒例のクリスマス会は、子どもたちも同伴です。
先週末、そのクリスマス会があって行って来たのですが、そこで気づきました。
友だちの娘で、もう高校生になったえみちゃん(仮名)が、チュー太の好きなまなちゃんと似ているのです。
このクリスマス会は、チュー太が赤ちゃんの頃からほぼ毎年参加しています。
当時小学生だったえみちゃんは、チュー太のお世話をずっとしてくれていました。
チュー太に、
「チュー太、えみちゃんの顔、好みのタイプじゃない?まなちゃんと似てるよね?」
と聞くと
「う、うん」
と照れていました。
えみちゃんに、まなちゃんの写真をケータイで見せると、
「私の小学生の頃とそっくり!」
と驚いていました。
1年に数回会うだけなのに、すり込みなのかどうなのか…
チュー太の好みの原点が分かった日となりました。
えみちゃんは、優しくてかわいくて、しっかり者の素敵な女の子です。
チュー太の恋の行方はわかりませんが、いつかこんな素敵な彼女ができたらなぁーなんて思いました。
目標『良い所を見つける』
高橋一生さんが好きで、今回の「僕らは奇跡でできている」というドラマも見ました。
色々考えさせられるドラマでした。
高橋一生さん演じる大学講師「相河」。
人と違うところがたくさんある人です。
子ども時代を回想するシーンがあるのですが、それと、チュー太が重なる所がいくつもありました。
合唱の時に、ただ一人身体を揺らして歌う相河少年に、先生は「身体を揺らさないで」と言います。
チュー太も、揺れながら歌います。
音楽祭の前に、合唱しているところをビデオに撮ってみんなで観たそうです。
「チュー太だけ揺れてる!」
とたくさんの子から笑われたそうです。
担任の先生は何も言わなかったそうです。
ただ、相河少年と違ったのは、チュー太の場合ある一人の先生が
「チュー太さんは、身体中で音楽を表現していて素晴らしい!」
と褒めてくださったのだそうです。
そもそも、なぜ音楽にのって身体を揺らしてはいけないのかもわからないのですが…
その先生のおかげで、チュー太は楽しい気持ちで音楽祭に臨むことができました。
「相河」は自分が嫌いだったと言っていました。
人と同じことができない子、考え方が少し違う子は、学校という集団生活の中ではつらいこともたくさんあるのだと思います。
現在の「相河」が、子どもの頃の自分と同じ様に悩む小学生「虹一」と出会います。
「虹一」の母親は、「虹一」を人並みに育ってほしいと考えています。
私もそう思っていました。
毎日のように学校からかかってくる電話、びっしりと書かれた連絡帳…
疲れてしまうのです。
人並み以上にできなくていいから、才能とかなくていいから…
普通に…
平凡に…
平穏に…
そう望んでいました。
「相河」は、「虹一」に
「虹一くんのいい所100個言えます」
と言い、1つずつ言っていきました。
私、チュー太のいい所、100個も言えるかな?
と思いました。
「相河」の言ういい所は、当たり前のことでもいいそうです。
「朝起きる」とか「ごはんを食べる」とか…
あたりまえのことができる…
それも素晴らしいこと。
そう思って、チュー太のいい所、スネ美やサル太のいい所をたくさん見つけて、ちゃんと子どもたちに伝えたいと思いました。
子どもたちには、
平穏に生きてほしい…
ではなく
楽しく生きていってほしいと思います。
お風呂の時間
夫の不在が多いと知った人に、よく質問されるのがこれ
「旦那さんいなくて、3人も子どもいたら、お風呂大変じゃないですか!?」
小さな子どもがいると、お風呂の時間はとても慌ただしかったりします。
ただ…我が家の場合、夫が滞在している時も帰宅時間が遅く、お風呂の時間には間に合わないので、夫がいる時もいない時も変わりません。
そして、きっと2歳差の兄弟や年子、双子などの3兄弟は大変だろうと思います。
ところが、我が家は4歳差兄弟。チュー太が活躍するのです。
我が家のお風呂の流れ
①まず私が1人で入る。
(その間、チュー太がサル太の面倒をみる)
②自分の事をだいたい済ませて、お風呂から呼ぶ。
③チュー太がサル太を連れて来て、服を脱がしてくれる。
④私とサル太でお風呂に入る。
スネ美は、その日の気分で私と入ったり、チュー太と入ったりする。
⑤私とサル太で一緒に上がり、サル太を拭くと自分でリビングのチュー太の元へ。
⑥私が服を着たりしている間に、チュー太がサル太に保湿剤を塗り、オムツを履かせたりしておいてくれる。
⑦私がリビングへ行き、チュー太と交代。
⑧チュー太1人で、もしくはスネ美と風呂へ。
というように、一般的な(?)お父さんのような役割はチュー太がしてくれるのです。
今思うと、チュー太が赤ちゃんだった頃や、スネ美が赤ちゃんでチュー太がまだ小さかった頃の方が、今よりもずっと大変だった気がします。
学校へ行くとまだまだ問題児扱いのチュー太ですが、家ではとても頼りになるお兄ちゃんなのです。
クリスマスの小人
先週の旅行で空港へ行った時、クリスマスムード漂う中、目に止まった小人の人形…
フィンランドから来たそうで、赤い帽子にもじゃもじゃのヒゲ、小さなサンタクロースという感じでした。
その小人に、なぜか一目惚れ。
「そんなに気に入ったんなら買えば?」
と夫も言ってくれたので、連れて帰ることにしました。
玄関の棚の上に、小さなガラスのクリスマスツリーと一緒に飾っているのですが、ふとした瞬間に癒されるのです。
スネ美が、
「これ何?」
と聞いたので、
「フィンランドっていうサンタさんの住んでいる国から来たんだって。サンタさんの弟子かもしれないねー」
と言ったら、
「プレゼントをくださいってサンタさんに言ってください」
「いい子にしてますって言ってください。」
とまるで神頼み状態で毎日のように拝んでいます。
スネ美のご希望は、「こえだちゃんと木のお家」
スネ美の部屋にはすでにシルバニアの一族が住んでいるので、新しい住人を迎えるのはどうかと思うのですが…
今回はぶれることなく、最初からこえだちゃんと言い続けています。
「部屋を片付けないと、サンタさんが見て『この子はおもちゃを大切にしてくれないな』って思っちゃうよ!」
と言うと、必死に部屋を片付けていました。
小人を拝むスネ美をチラッと見るだけのチュー太。
サンタさんも、もうそろそろ限界かなぁー?
なんて思っていたら…
今朝こっそり手を合わせてお願いしていました。
まだまだ信じている様子の4年生。
もしかしたら少しくらいは怪しいと思っているのかもしれませんが、なかなか純粋なチュー太。
あと数年できっと色々な事に気づくと思います。そしてそれが成長でもあるのですが…
いつまでも純粋でいてほしいとも思ってしまいます。