潜伏保育士の保育日誌

子育てって大変!でも、子どもっておもしろい!

目標『良い所を見つける』

高橋一生さんが好きで、今回の「僕らは奇跡でできている」というドラマも見ました。

色々考えさせられるドラマでした。

高橋一生さん演じる大学講師「相河」。

人と違うところがたくさんある人です。

子ども時代を回想するシーンがあるのですが、それと、チュー太が重なる所がいくつもありました。

合唱の時に、ただ一人身体を揺らして歌う相河少年に、先生は「身体を揺らさないで」と言います。

チュー太も、揺れながら歌います。

音楽祭の前に、合唱しているところをビデオに撮ってみんなで観たそうです。

「チュー太だけ揺れてる!」

とたくさんの子から笑われたそうです。

担任の先生は何も言わなかったそうです。

ただ、相河少年と違ったのは、チュー太の場合ある一人の先生が

「チュー太さんは、身体中で音楽を表現していて素晴らしい!」

と褒めてくださったのだそうです。

そもそも、なぜ音楽にのって身体を揺らしてはいけないのかもわからないのですが…

その先生のおかげで、チュー太は楽しい気持ちで音楽祭に臨むことができました。

 

「相河」は自分が嫌いだったと言っていました。

人と同じことができない子、考え方が少し違う子は、学校という集団生活の中ではつらいこともたくさんあるのだと思います。

現在の「相河」が、子どもの頃の自分と同じ様に悩む小学生「虹一」と出会います。

「虹一」の母親は、「虹一」を人並みに育ってほしいと考えています。

 

私もそう思っていました。

毎日のように学校からかかってくる電話、びっしりと書かれた連絡帳…

疲れてしまうのです。

人並み以上にできなくていいから、才能とかなくていいから…

普通に…

平凡に…

平穏に…

そう望んでいました。

 

「相河」は、「虹一」に

「虹一くんのいい所100個言えます」

と言い、1つずつ言っていきました。

 

私、チュー太のいい所、100個も言えるかな?

と思いました。

「相河」の言ういい所は、当たり前のことでもいいそうです。

「朝起きる」とか「ごはんを食べる」とか…

あたりまえのことができる…

それも素晴らしいこと。

そう思って、チュー太のいい所、スネ美やサル太のいい所をたくさん見つけて、ちゃんと子どもたちに伝えたいと思いました。

子どもたちには、

平穏に生きてほしい…

ではなく

楽しく生きていってほしいと思います。

 

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